WANエミュレータ
Apposite
Linktropy / Netropy
概要
IPネットワーク上のWAN帯域幅、遅延、ジッタ、パケットロス等様々な事象を最大100Gbpsのスループットでエミュレーションし、ネットワーク設計・構築を支援します。地上回線、無線、衛星、インターネット等、現実のWANと同じ環境を作り出し、アプリケーションの動作テストが可能です。
特徴
Linktropy
- 多彩なエミュレーション設定
- 最大スループット 1Gbps
- 最大遅延 10秒
- パケットロス、BER設定
- トラフィックモニター
- トラフィック状態をグラフやパケットカウンタなど視覚的に表示
- かんたん操作
- Webブラウザ経由の操作
- イーサネットケーブルを繋いでリンク状態を設定するだけ
- 実回線状態の再現
- レコーダ機能による実回線上の状態を記録
- 記録したデータを基にLINKTROPY本体にて状態再現
- スケジューラ
- スケジューラ機能により状態を動的に再現
- 試験の自動化が可能
Netropy
- 多彩なエミュレーション設定
- 最大スループット 100Gbps
- 最大遅延 10秒
- パケットロス設定 (ランダム、バースト、一定周期、BER)
- WANとゲートウェイのエミュレーション設定
- トラフィックモニター
- 過去24時間のスループットグラフを記録
- かんたん操作
- Webブラウザ経由の操作
- 直観的でわかりやすいUIにより簡単に設定操作可能
- マルチリンクエミュレーション
- N対Nのネットワーク環境をエミュレート
- 各リンクにつき最大15個のWANを再現
操作は非常に簡単
操作設定はすべてWebGUIで行います。
簡単な設定入力で操作可能です。


仕様
Linktropy
| ラインナップ | Linktropy MiniG-100M | Linktropy MiniG-1G | Linktropy 5510 | Linktropy 8510 |
|---|---|---|---|---|
| 性能 | ||||
| 最大レート | 100 Mbps 全二重 | 1 Gbps 全二重 | 1 Gbps 全二重 | 1リンクあたり 1 Gbps 全二重 (トータル 8 Gbps) |
| エミュレーションエンジン数 | 1 | 4 | ||
| エミュレーション設定 | ||||
| 帯域 | 300 bps ~ 最大レート100 Mbps(1bpsステップ) | 300 bps ~ 最大レート1Gbps(1bpsステップ) | ||
| 遅延 | 0 ms ~ 10 sec (0.1ms ステップ) ; Constant, Uniform, Normal distributions | |||
| パケットロス | 0 ~ 100% (0.0001%ステップ) | |||
| バックグラウンドトラフィック | × | 0 ~ 100% (0.1%ステップ) | ||
| ビットエラーレート | ○ | ○ | ○ | |
| パケット配列 | × | ○ | ○ | |
| パケット重複 | × | ○ | ○ | |
| キューバッファ | ○ | ○ | ○ | |
| フレミングオーバーヘッド | ○ | ○ | ○ | |
| スケジューラ | × | ○ | ○ | |
| 回線状態のキャプチャ・再生 | × | ○ | ○ | |
| ブリッジ・ルータモード | ○ | ○ | ○ | |
| インターフェース | ||||
| エミュレーション用ポート | 10/100/1000baseT | 10/100/1000baseT | 10/100/1000baseT | |
| GbE ×2 | GbE ×2 | GbE ×8 | ||
| (オプションでSFPに変更可) | (オプションでSFPに変更可) | |||
| 制御用ポート | 10/100/1000baseT GbE ×1 | |||
| RS-232 serial console ×1 | ||||
Netropy
| ラインナップ | Netropy N61 | Netropy N91 | Netropy 10G1 | Netropy 10G2 | Netropy 10G4 | Netropy 40G | Netropy 100G |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 性能 | |||||||
| 最大データ転送速度 | 1 Gbps 全二重 (トータル 2 Gbps) |
1リンクあたり 1 Gbps 全二重 (トータル 8 Gbps) |
10 Gbps 全二重 (トータル 20 Gbps) |
1リンクあたり 10 Gbps 全二重 (トータル 40 Gbps) |
1リンクあたり 10 Gbps 全二重 (トータル 80 Gbps) |
1リンクあたり 40 Gbps 全二重 (トータル 80 Gbps) |
1リンクあたり 100 Gbps 全二重 (トータル 150 Gbps) |
| リンク数 | 1Gbps × 1 | 1Gbps × 4 | 10Gbps × 1 | 10Gbps × 2 | 10Gbps × 4 | 40Gbps × 1 | 100Gbps × 1 |
| パケット処理能力 | 3,000,000 pps | トータル 12,000,000 pps |
29,000,000 pps | トータル 59,500,000 pps |
トータル 119,000,000 pps |
トータル 32,000,000 pps |
トータル 32,000,000 pps |
| 最大フレームサイズ | 9KB | ||||||
| エミュレーション設定 | |||||||
| パケット分類 | 送信元/宛先アドレス(IPv6, IPv4), VLAN IDまたはPCP, TCPorUDPポート番号, MACアドレス, MPLSタグ IP Tos(IP PrecedenceまたはDSCP), それらのヘッダ情報のコンビネーション, その他任意のパケットのフィールド |
||||||
| 帯域帯域幅 | 100 bps ~ 各モデルの最大レート (1 bps ステップ) | ||||||
| 遅延 | 0 ms ~ 10 sec (0.01 ms ステップ) ; Constant, Uniform, Normal distributions, accumulate & burst, exponential | ||||||
| パケットロス | Random, Burst, Periodic, BER, Gilbert-Elliott | ||||||
| バックグラウンドトラフィック | 0 ~ 100% (0.01% ステップ) | ||||||
| キュー・リミット | Drop Tail, RED, Default | ||||||
| その他設定 | パケット順序入れ替え, パケット複製, パケット破壊, MTUサイズ指定後のフラグメンテーション,キューバッファ, フレームオーバーヘッド | ||||||
| インターフェース | |||||||
| エミュレーションポート | 10/100/1000baseT GbE ×2 (オプションでSFPに変更可能) |
10/100/1000baseT GbE ×8 (オプションでSFPに変更可能) |
SFP+ ×2 (1/10Gbps Auto-Negotiation) (オプションでRJ-45に変更可能) |
SFP+ ×4 (1/10Gbps Auto-Negotiation) |
SFP+ ×8 (1/10Gbps Auto-Negotiation) |
QSFP ×2 40Gbps |
QSFP28 ×2 100Gbps |
| マネジメントポート | 10/100/1000baseT GbE ×1 | ||||||
| RS-232 serial console ×1 | |||||||
ユースケース
ネットワークパフォーマンスの確認
実回線導入前の検証は価格だけでなくパフィーマンスも重要
アプリケーション検証
開発または導入を検討している相互作用アプリケーションの検証
トラブルシューティング
実回線を利用せずともテスト環境にて実施
その他
VoIP、IPTV、ディザスタリカバリ、製品のデモ・トレーニング等
