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代表取締役 床次隆志
代表取締役 床次 隆志
1960年8月24日生まれ
兵庫県出身
東京理科大学理学部物理学科卒業
大手自動車部品メーカーでエンジニアとして勤務したのち、「これからは通信関連ビジネスの時代」と感じて、通信計測器メーカーに転職。1990年、自らのアイデアを形にするために、独立を決意。株式会社アルチザネットワークス(旧名エイブルコミュニケーション)を設立。
2010 年に始まった4G によるモバイルブロードバンドサービスはスマートフォンの普及とともに瞬く間に広がり、今や私たちの生活一部として深く浸透しています。PC が主役であったインターネットへのアクセスは、完全にスマートフォンに取って代わり、多様なサービスやアプリケーションの出現により、ネット上のほぼ全てのトランザクションをスマートフォン経由で行うことが可能となりました。その間、LTEは”Long Term Evolution”というその名通り、LTE-Advanced、LTE-Advanced Pro と、進化を続けながら、データ転送スピードをWire-line と遜色ないレベルにまで引き上げてきました(DL: 4CC 4x4MIMO 1Gbps)。しかし、インターネットトラフィックは容赦なく膨張を続けています。2015年から2020 年までのインターネットにおける総データ量のCAGR(年間平均成長率:Compound Average Growth Rate)は25%で推移すると言われています。そのなかで最も大きく成長をドライブするのはモバイルディバイスからのトラフィックであり、そのCAGRは実に53%に達すると予測されています。さらに、近年普及が著しいNetflixやHuluなどのビデオアプリケーションは、2020 年に向け、ネットワークインフラのデータ量をさらに高いレベルに押し上げてゆこうとしています。

このような事業環境の中、2017 年、アルチザは引き続き、以下を重点として、事業を展開してまいります。


1. LTE-A テスターの開発および国内・海外展開
引き続きアルチザが高いマーケットシェアを誇るLTE テスターの分野においては、キャリアアグリゲーション(CA)のキャリアコンポーネント(CC)の追加や、256QAM などのモジュレーションの高度化など、ダウンリンク(DL)の速度をさらに上げるための新しい技術による機能追加が定期的に行われています。また、近年、IoT(Internet of Things)をLTE で実現するためのNB-IOT やeMTCなどの新しい方式が国際仕様機関である3GPPに提案されています。アルチザは国内外における既存のお客様の期待を裏切ることなく、LTE に追加されるこれらの新技術に着実に対応してまいります。
2. 5G テスター製品の開発
国内では、2020 年の東京オリンピックに合わせて、5G サービスが開始されると言われています。アルチザではLTE において弊社製品をお使いいただいているお客様の期待に答えるため、現在5G テスターの開発を鋭意進めております。混乱する情報に惑わされることなく、真にお客様にとって価値あるテスターを、お客様が必要とする時期に提供させていただきます。5G は我々が経験してきた技術の中において最も難易度の高いレベルに位置するものですが、「アルチザにしかできない」、と言っていただける手の切れる製品をお客様の期待を上回るレベルで実現することをお約束いたします。
3. データセンター向け機器開発
アルチザではLTE テスターだけでなく、データセンター向けの製品ラインを積極的に強化しています。なかでも、パケットキャプチャーツールであるetherExtractor は、競合製品群が既存プラットフォームに安易に頼るなか、コア技術開発を愚直に内製することにより、機能・性能・価格において、競合を大きく引き離した製品として市場に認知されつつあります。「データセンターで生まれる課題を解決する方法を製品化し、お客様に確実に提供する」ことをコンセプトに、社内では数多くの製品が企画され、現在、リリースを待っています。2017 年、この分野はLTE テスターに続く二本目の柱として、アルチザの収益を担う事業となることでしょう。
4. 開発リソースの拡充
アルチザでは引き続き新規事業開発を積極的に行っております。LTE テスター、データセンター向けだけでなく、まったく新しい分野であっても躊躇することなく挑戦を続けてい開発を安易に社外に頼ることなく、社内開発により垂直登攀する」ことです。一方、開発テーマの増加や技術の高度化に合わせて、開発エンジニアたちが活躍するより大きなプラットフォームが必要となってきました。2017 年、アルチザは岩手県滝沢市にTDC(Takizawa Development Center)を開設したのに続き、現在、隣接敷地にR&D センター建屋の建設を計画し、本年中の稼働を目指しています。2020 年までに開発エンジニア100 名を確保し、新規事業開発に取り組む予定です。
2017 年、アルチザは、今までとは一線を画した事業展開を目指します。従来からの既存規模で事業を展開するのではなく、事業戦略に対応した事業リソースを確保しながら、さらに上のレベルを目標に活動してまいります。