Artiza LTE eNB Test Solutions

The WaveJudge 5000 Wireless Test System

WaveJudge 5000 test system

LTEの端末および基地局の無線インタフェース開発において、機能実装中に起こる問題の解決や、相互接続試験が大きな課題となることはいうまでもありません。

無線インタフェース上に送受信されるメッセージやイベントあるいはそれらのタイミングから、問題の原因を特定することは困難を極めることが多く、特にレイヤ間にまたがる問題の場合、その解決に費やされる時間は開発効率を大きく低下させてしまいます。そして、開発効率の低下はプロジェクトの遅延だけでなく、認証の遅延やコストの増加、ひいてはリリースの遅れにより、製品の売上の減少にまでつながって行きます。

WaveJudgeによるブレークスルー

SANJOLE WaveJudge 5000は無線インタフェースにおけるPHY動作から上位レイヤまで、他に類を見ない豊富な情報を与えてくれます。

WaveJudge 5000の機能

問題特定と解析

  • DL Assignment and UL grant analysis
  • Scheduling errors
  • DL/UL timing offsets
  • Resource block assignments
  • Subcarrier energy usage
  • L1–L3 usage
  • MIMO type and rank comparison
  • MIMO decodes
  • Handover issues
  • Synchronization and reference signal errors
  • Network entry failures

解決する問題群

  • Interference questions
  • Cell synchronization
  • Mobile to cell miscommunication
  • Optimization and efficiency issues
  • Finger pointing / engineering confusion
  • Deployment delays

WaveJudgeの利点:

  • UEとeNB間で送受信される全レイヤの解析を行います。
  • 相互接続試験で発生する複雑な問題を特定してくれます。
  • 無線コネクションのパフォーマンス向上に役立ちます。
  • 複雑なアンテナ構成や変調方式を含め、eNBの動作を無線インタフェース(over-the-air)上で検証します。
  • MIMOやビームフォーミング、スケジューリングなどのパフォーマンスを評価します。
  • フィールド環境での無線信号をキャプチャし、開発環境で再現します。
  • スループットや遅延に影響する問題を正確に特定します。

これらの機能により、SANJOLE WaveJudge/IntelliJudge 5000は問題解決を迅速に行います。まさにWaveJudge 5000はLTEの研究開発分野における問題解決にとって「必要不可欠なツール」です。

パワフルなモジュールベースアーキテクチャ

WaveJudge 5000は従来の計測器が採用してきたマザーボードとサブモジュールという構成ではなく、全く新しいモジュールベースのアーキテクチャを採用することにより、アプリケーションに対応したモジュール(カード)を選択したり、複数の筐体間でモジュールを共用したりすることが可能となりました。WaveJudge 5000はSANJOLE社が独自に開発したモジュールベースのプラットフォームを採用しています。これにより汎用プラットフォームに比べて高いコストパフォーマンスを実現し、結果的に効率的なテスト環境を実現しました。

このモジュールベースのアーキテクチャはユーザの多様なテスト環境に適応する非常に高い柔軟性を提供してくれるだけでなく、ポート数やメモリ容量においても高い拡張性を実現しています。最大64筐体をデイジーチェーン接続することにより、合計256モジュールを使用することが可能となりました。これに加えて、ポート間の同期機能が製品アーキテクチャに標準装備されているため、煩わしい同期問題に手こずることもなく、テストに費やす時間を短縮します。

モジュール毎の4つの独立したポート

WaveJudge 5000 overair capture

WaveJudge 5000は受信(RX)または送信(TX)に設定可能な4つの独立したRFポートを搭載しています。ポートごとに独立した無線回路を搭載し、非常に幅広いダイナミックレンジでDL/UL信号を受信することが可能です。

加えて、これらのRFポートは低ノイズ・高精度のOCXO(Oven-Controlled Cristal Oscillators)を使用し、全RFポートを同じオシレータに同期させることも、RFポートごとのオシレータに同期させることも可能となりました。これにより、複数ポートを使用する以下の様なテストに柔軟に対応することができます。

Customize PHY screen capture

400 MHzから6 GHzまでをサポート

WaveJudge 5000は開発する無線周波数帯域を選びません。1997年にUSで解放された2.3 GHz帯や2.5 GHz帯、衛星通信から解放された3.5 GHz帯やテレビ放送帯域から新しく解放される予定の700 MHz帯など、幅広く無線周波数をサポートすることで将来にわたり投資効率を高めます。

幅広いダイナミックレンジと高受信感度

WaveJudge 5000は全ての周波数帯で高感度の受信能力を持つため、開発ターゲットの出力レベルを調整する必要がありません。開発ターゲットの出力レベルが高すぎたり(低すぎたり)した場合においても、受信レベルを正確に自動調節して受信することが可能です。

バッファ/ストリーミングチャプチャ

数秒から数分程度の短時間キャプチャではIntelliJudge2モジュール内臓のメモリを使用し、数時間のキャプチャの場合はStoraJudgeのSSDモジュールを使用します。この柔軟性によりユーザは効率を落とすことなくテストを進めることができます。

最新のPHY仕様を追随

最新技術仕様をテストする環境を提供するため、アナライザは常に最新のPHY仕様をできるだけ早くサポートする必要があります。WaveJudge 5000はLTEの最新PHY仕様に合わせて迅速に対応できるよう、PHY機能をハードウェアではなくソフトウェアで実装しています。

テストコンフィギュレーションを容易にした抜群のGUI

WaveJudge 5000はイーサネット経由でWindows PCに接続され、WaveJudge 5000テストアプリケーションソフトウェアから制御されます。このユーザフレンドリーなテストアプリケーションはテスト設定を極限まで容易にしたGUIを提供。複雑な試験を行う場合にも試験効率を落としません。

高次MIMOに対応するための十分なポート数

WaveJudge 5000は32ポートまでの同期機能により、従来の2レイヤ以上の8x4、8x2や4x4 MIMOにも対応しています。また、最大64筐体(最大256モジュール)のデイジーチェーン機能により、さらに高い拡張性を確保しています。

CA対応のためのより広い帯域を確保

WaveJudge 5000は40 MHzのコンポーネントキャリアを最大5キャリアまでサポートするだけでなく、IQデータを短時間のキャプチャ(IntelliJudge2モジュール内蔵のメモリ)から、長時間のキャプチャ(StoraJudge SSD)にまで適応した柔軟なメモリ構成を実現しています。これにより、長時間のトレンド(long-term trends)の追跡や、間欠的な問題(intermittent anomalies)の特定を行なうことが可能となりました。WaveJudge 5000のIQキャプチャ解析は、無線インタフェースのIQデータからチャネルを再構成し高度なPHY解析を提供してくれる大変有効な機能です。

テストの効率化を実現するパワフルな機能群

WaveJudge 5000にはポート間の同期機能が製品アーキテクチャに標準装備されているため、煩わしい同期問題に手こずることもなく、無線インタフェースのテストを効率的に進めることができます。また、問題がどのレイヤで発生しているかを迅速に特定するため、強力なリアルタイム処理により、全レイヤにおけるイベントエラー、メッセージの種類からメッセージ内容に至るまで、トリガーを設定することが可能。これにより、テスト時間を劇的に短縮することが可能となりました。WaveJudge 5000のパワフルなリアルタイム処理は最新のマルチコアDSP、大容量FPGAに加えてベースバンド処理専用のアクセラレータにより実現されています。

さらに、ソフトウェアによる周波数帯切り替え機能(ハードウェアの変更は不要)は複数の周波数帯向けの開発に非常に有効です。また、全システムで完全同期する内部同期クロックにより、モジュール数や筐体数に関係なく、各モジュールにおいて正確なサンプル数やタイムスタンプを生成することが可能となりました。

製品の拡張性を5Gに向けて保証

移動体通信技術が第5世代(5G)へと進化する中、キャリアアグリゲーション、高次MIMO、セル間協調やビームフォーミングなどの新しい技術が、スループットや通信品質、そして信頼性を確保する上で大変重要になってゆくでしょう。WaveJudge 5000のモジュールプラットフォームは現状のLTEネットワークだけでなく、今後新しく生まれる無線技術にも対応可能な究極の柔軟性と拡張性を保証。進化を続ける移動体通信技術の開発において、WaveJudge 5000は無線インタフェースの問題を迅速に解決するために必要不可欠なテストシステムです。

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