IntelliJudge: The Next Level of LTE Testing
Figure 1: IntelliJudge

SANJOLE WaveJudge 4900はPHYと上位レイヤの関連付け表示と最新の技術仕様に迅速に対応できるソフトウェアPHYによりLTEの無線インタフェースの開発と相互接続試験に革新的な手法を導入しました。PHYレイヤでのイベントにトリガをかけ、迅速に問題個所を特定することで、問題解決に必要な時間を劇的に削減してきました。
IntelliJudgeはこのユニークな機能をさらに次のレベルまで引き上げています。リアルタイム解析を行いながらのPHYおよびプロトコル送受信のストレージへの保存、同時に下位レイヤと上位レイヤのイベントやエラー、メッセージ名、メッセージ内容でのリアルタイムトリガを可能としました。IntelliJudgeは発生した問題をレイヤを問わず迅速に特定してれる強力な機能を提供します。
LTEのインフラ開発が軌道にのり、ネットワーク上でのサービス検証へと開発が移行するにつれて、これらの機能の重要性はさらに増てゆくことでしょう。IntelliJudgeは問題が発生するその瞬間を正確にとらえ、全レイヤにわたって関連付け表示することで現象の全体像を示してくれます。
Figure 2: System Configuration

量(Quantity)と質(Quality)、両方を実現したインテリジェント・キャプチャ
IntelliJudgeはキャプチャデータを無線インタフェース上のイベントや上位プロトコル送受信において、「何が不正手順で」、「正しい手順はどうあるべきか」を可視化してくれます。IntelliJudgeはPHY情報と上位レイヤのフレームを無線インタフェース上のUE数に関係なく、USB・SRIOやEthernetポートを使用して外部ディスクにキャプチャしてくれます。この機能により数日間に及ぶ大量のトラフィックも蓄積可能となりました(転送時間は外部ディスクの容量に依存)。
キャプチャは上位レイヤプロトコル解析、LTE-PHYレイヤ解析はだけでなく、数日という長時間に及ぶ実網運用のトレンド解析にも使用可能です。データから統計情報を抽出したり、スループットやスケジューリング、HARQを含むパフォーマンス値を評価することも可能です。
キャプチャは特定メッセージを調査したり、呼損やハンドオーバ手順での問題発生などで使用することも可能です。IntelliJudgeはトリガ機能とターゲットキャプチャ機能で問題解決の時間を劇的に低減します。
IntelliJudgeはユーザ定義可能なイベントをトリガにして問題現象前後のIQデータをキャプチャすることが可能です。このインテリジェント・キャプチャ機能は膨大なキャプチャデータを長時間にわたってデコードするための待ち時間や、数ミリ秒という短い時間に起こった現象を大量な結果の中に見つけ出す手間から、ユーザを開放してくれます。IQデータの取得はWaveJudgeのレイヤ1解析機能(deep Layer1 analysis)を利用して行われます。
IntelliJudge動作概要
IntelliJudgeはWaveJudgeからIQの生データを受け取り、MACレイヤとPHYレイヤのデータ生成および各種の測定をPHYレイヤ処理としてリアルタイムに行います。また、それらの情報は同時に外部ハードディスクに出力されます。キャプチャされたIQの生データはWaveJudgeのポスト・キャプチャPHY解析機能を利用して表示することも可能です。
IntelliJudgeの適した用途
IntelliJudgeは様々な状況で、試験を効率化します。
- UE(または、UEのグループ)を指定して、いつネットワークにエントリーしたか、エントリーにかかった時間、エントリーしてからのスループットやエラーなどのパフォーマンスをチャート表示します。
- UE(または、UEのグループ)のハンドオーバを見つけ出し、ハンドオーバの進行状況をチャート表示します。
- ネットワーク(セクター)全体の長時間のパフォーマンスを計測します。
- ネットワーク構築の開始から完了までユーザの作業効率向上に貢献します。
IntelliJudgeの利点
- 問題解決を迅速に行うことにより開発コストを低減し、time to marketを向上させます。
- 無線インタフェース(OTA)で起こる現象を正確に把握できます。
- 発生したレイヤに関係なく問題を特定できます。
- 問題付近のIQの生データをキャプチャ解析することで、問題を視覚的に把握することができます。
- 複数レイヤにまたがる複雑な問題の真の原因を究明します。
- 複数のチームによる開発において、レイヤ間にまたがる問題把握に役立つ共通ツールとして活躍します。
- テスト効率が向上するため、テスト・ポート当たりのTCOとROIが改善されます。









